バリウム検査
バリウム検査を行う目的は、異物等を確定し、大きさや場所などを特定し、治療方法を決めるためです。バリウムを投与し、時間ごとにレントゲン撮影を行ない、バリウムの流れをみます。バリウムによって異物が流れる場合も多く、それを期待することもできます。
注意しなければならないのは、もし異物等で胃や腸が破れている場合は、バリウム検査は禁忌です。そこからバリウムが漏れて腹膜炎を起こす可能性があるからです。それを確認するためもあり、バリウム検査前にレントゲン検査を行ないます。症例紹介(前編:バリウム検査)に続く