症例紹介(レントゲン検査 エコー検査 腸切開術)
症例紹介(レントゲン検査 エコー検査 腸切開術)
症例:中型犬 12歳 雄
主訴:急な食欲廃絶と嘔吐
検査:血液検査 レントゲン検査 エコー検査
治療:腸切開術
大きな異常はなく、特に気になる所見はありませんでした。
変だなと思う部分はありましたが、異物か腫瘍かの確定診断はできませんでした。
胃の粘膜がただれていることがわかり、小腸に異物を確認しました。

開腹手術を行うことにしました。内視鏡で届く場所ではなく、嘔吐も続いていた為、早期に行うことにしました。
小腸から桃の種を摘出しました。結腸にも異物がありましたが、結腸には細菌が多いので必要なければ切開はしません。結腸まで行けば自然に流れる事が多いので、今回結腸は切開しませんでした。
嘔吐もおさまり食欲も戻りました。排便もあり、便の中からチーズの包み紙(アルミ製)が出てきました。
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